Whiteningホワイトニングについて
ホワイトニングも審美歯科の治療方法のひとつになります。
ホワイトニングは歯の表面だけでなく、歯の中の色素も分解するので歯を根本的に白くすることが可能です。歯の明度を上げることで口元全体も明るくなります。適応症例は限られますが、他の審美歯科治療とは違い、歯に与えるダメージは少ないです。
当院のホワイトニングでは、ご自宅で簡単にできるホームホワイトニングをお勧めしております。 ホームホワイトニングは、通院する回数が少なく、患者様のご都合に合わせて行えることができます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、患者さまご自身で行うホワイトニングのことです。
歯科医院でホワイトニング用のマウスピースを作製し、専用の薬剤をマウスピースに塗布しホワイトニングを行います。
ホワイトニング方法も簡単で、歯科医院への通院も少なく、ご自身のご都合でホワイトニングを行えるので毎日が忙しく歯科医院へ通えない方でも気軽に始めることができます。
このような方にホームホワイトニングはおすすめです
- 忙しく定期的な通院が難しい方
- 白さを長持ちさせたい方
- 自分のペースでホワイトニングを行いたい方
ホワイトニングをしても、効果があまり期待できないケース
元々の歯が白い方や、神経の治療によって変色してしまっている場合、ホワイトニングを行っても、『白い歯』はあまり期待できません。
Meritホームホワイトニングのメリット
Merit01ご自身のペースでできる
忙しくお時間に余裕がない方や、生活時間が不規則で歯科医院への通院が難しい方などは、ホームホワイトニングをおすすめします。ご自身のペースで、ご希望に添った白さまでホワイトニングすることができます。
Merit02費用が抑えられる
歯科医院で行うオフィスホワイトニングに比べ、ホームホワイトニングはマウスピースの作製と薬剤の費用ほどのため、費用を抑えることができます。
一度、マウスピースを作製してしまえば、薬剤の追加のみでホワイトニングを続けられることもメリットです。
Merit03色の後戻りがしにくい
ホワイトニングは半年~1年程度経つと、白くなった歯の色が元の色に戻ります。しかし、ホームホワイトニングを継続して行うことで、色の後戻りが少なくなります。
ホームホワイトニングのデメリット
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ホワイトニング効果に時間がかかる
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングと比べて薬剤が低濃度のため即効性はありません。ホワイトニングを始めてから2~4週間近く経った頃に、白さを実感することができます。ゆっくりと時間をかけて、白くなることを理解しておく必要があります。
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ご自身で全て行わなければならない
歯科医院で施術をしないため、ご自身で全て処置をしないといけません。薬剤の塗布、装着、そして毎日のケアも含めて、ご自身で行うので面倒くさがりな方には不向きです。
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1日2時間装着する必要がある
ホームホワイトニングを行う期間は、最低でも2週間、毎日2時間マウスピースを装着する必要があります。マウスピースを入れている時は、うまく発音できず、喋りづらくなるという方もいらっしゃいます。
ホームホワイトニングの流れ
型取り
ホワイトニングを始める前に、歯と歯肉を診察しホワイトニングを受けられる状態か確認します。
その後、専用のトレー(マウスピース)を作るための型取りをします。
ホワイトニング開始
トレーが完成したら、ホワイトニング用の薬剤(ジェル)と共にお渡しします。歯磨き後にトレーにジェルを塗ります。トレーの端を歯に合わせ、トレーは強く噛まないように装着しましょう。
ホワイトニング後
ホワイトニング後は、柔らかめの歯ブラシで歯に付着した余分なジェルを取り除き、水ですすぎます。衛生管理ができていないことで他の歯に悪影響を与えてしまうので、毎日のお手入れをしっかり行いましょう。
2~4週間後、白さを実感
きちんと毎日ホワイトニングを行うことで徐々に白さを実感することができます。
定期的にメインテナンスをしていただければ、白さを長持ちすることもできます。
ホワイトニング効果を長持ちさせるために
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着色成分の含まれる飲食物・嗜好品に注意
着色汚れの原因となる飲食物はコーヒー・お茶・ワインなどがあげられます。他にも、色の強い食べ物や飲み物は着色成分が多く含まれています。
これらのものを摂取した後、汚れがこびりつく前にすぐに落とすことが「色戻りの防止」に有効です。 -
こまめな歯磨き
食事をした後は、できるだけ早めに歯磨きをしましょう。磨き残しがあると歯石や色素沈着の原因になるので、丁寧なブラッシングを心掛けましょう。
ホワイトニング&メタルボンドの症例
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治療前
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治療後
※表をスライドさせると、全体をご覧いただけます。
治療期間 | 2ヶ月半(ホワイトニング:1ヶ月半、補綴治療:1ヶ月) |
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治療回数 | 10回(ホワイトニング:5回(うち経過観察3回)、補綴治療:5回) |
年齢 | 50代 |
性別 | 男性 |
治療費 | ¥137,500 (ホワイトニング:¥33,000、メタルセラミックス補綴:¥104,500) |
メリット |
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デメリット |
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症例内容
上下顎前歯部のホームホワイトニング実施後、右側上顎中切歯の歯髄失活による変色歯に対しメタルセラミックスによる審美補綴治療を行いました。
歯ぎしり等・ブラキシズムの習癖が疑われるため、メタルセラミックスを使用しました。 メタルセラミックス特有のブラックマージンは少なく審美的に許容範囲内と思われます。